リテラシーNEO
昔からリテラシー教育と言えば「読み書きそろばん」が普遍的なものとして位置づけられています。確かに、初等教育における基本的な学びは、大人になっても日常で活かされ、九九などは大変重宝しているのではないでしょうか?
その中、情報化社会やテクノロジーの急速な発展により、「情報リテラシー」が個々の意識や取り組み深度に依存しているのが現状で、企業価値を貶める行動をとる輩も散見されます。ネットで氾濫する情報に対して「情報技術を使いこなす能力」と「情報を読み解き活用する能力」のスキルを持ち合わせることは、加速する現代社会を生き抜くために不可欠で、初等教育の現場で積極的に取り組むべき段階にあると考えます。
また、ビジネスマンは、それらの情報を収集・加工・刷新・発信する「モバイルリテラシー」も身につける必要があります。高度なモバイルリテラシーを身につけることで、今まではデスクに張り付きの作業を営業先でこなし、取引先との高度なコミュニケーションもポータブルディバイスでクリア。そこで生まれた「自分時間」を新しい価値へと転化することが可能です。
ワークスタイルは大きく変わりはじめています。24時間をより効率的に組み立て、自分らしく活動することは、仕事とプライベートの垣根をなくす「ライフワーク」に成長していきます。多くの非効率な時間を仕事にぶつけることで評価を得られる時代は過去のものです。
「日本人の生活は豊かだ」という人がいます。それは、外見の豊かさで自分時間を犠牲にした対価で着飾っているに過ぎません。
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