GAFAと対極にいる者たちへ

いつごろからでしょうか?

世界を代表するプラットフォーマーである、「Google」「Apple」「Facebook」「Amazon」を〝GAFA〟と呼ぶようになったのは…

ビジネスの初期段階でデザイン思考を取り入れることの重要性は、別の機会で書きましたが、〝GAFA〟がスタートアップを更に革新的なものにするために、デザイナーを年間で65%増加させました。これらの支配力に懸念を抱いた日本の経産省が、昨年の9月に「第四次産業革命」に向けた制度改革の狼煙をあげました。

一方、お隣の中国では、「グレートファイアウォール」という政府の情報検閲システムにより、GoogleやFacebook、Twitter、YouTubeへのアクセスが基本的に遮断されており、正規サービスが利用できません。しかし、先進7カ国全人口の約1.8倍の人口を持つ中国では、独自の生態系を形成し、世界と同じようなビジネスが成立しています。中国におけるWebの普及率は45%程度ながら、Webの利用人口は6億1800万人で、もちろん世界一です。

私たち庶民からしてみれば、どちらを見上げても手の届かない存在ですが、楽しいことを想像して「世界の共感を得る可能性」は、まだまだ捨てたものではありません。ネットによるコミュニケーションツールやリアルタイム翻訳の整備で、英語が苦手な日本人でも世界がどんどん身近になり、人種を超えた価値観の共有化が広がりを見せています。

クラウドファンディングのパイオニアである〝Kickstarter〟が、2017年中に日本に上陸します。〝Kickstarter〟でプロジェクトを立ち上げるには、海外の現地住所や口座が必要で、日本から行うことには、とくに個人としてはハードルが高いものでした。しかし、上陸するれば日本では想像もできないようなお金持ちが、自分のアイデアにポケットマネーを提供してくれるかもしれません。(捕らぬ狸のなんとやら…)これらの動きが加速すれば、上場する意味も薄れ、また、銀行融資を受ける必要なくなっていくことでしょう。


ひとりの力はとても小さい

だけど楽しいことは想像できる

世界とつながり、世界に希望を描けたならば

巨人と対極にいる者たちも

きっと笑顔になれるはず…

Bookmark Mart

ブックマークからはじまる 新しいビジネスのカタチ

0コメント

  • 1000 / 1000